研究・開発

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Research and development


研究開発

電解合成法による超微粒子導電性酸化亜鉛の作製

現在、導電性酸化物としては、ITO(インジウム・ズズ酸化物)が主流を占めています。しかし、インジウムは希少金属であり,資源枯渇や価格高騰が問題視されています。そこで、ITOの代替材料として埋蔵量が多く低価格な亜鉛を用いた導電性酸化亜鉛が注目されています.当社では,他に例のない電解合成法を用いて酸化亜鉛にアルミニウムをドーピングし高導電性に加え不純物が少なく微細な酸化亜鉛の研究を行っています。
電解合成法は、電解質を含む酸化亜鉛スラリーにアルミニウム板を挿入して電気エネルギーを与えることにより、アルミニウム陽極からAl3+イオンをスラリー中に溶解させ、同時に生じた(OH)-イオンと反応させてAl(OH)3を生成させ、溶液中の酸化亜鉛と反応させる方法です。

電解合成装置

電解電流とAI含有率の関係/AI含有率と抵抗率の関係

導電性酸化亜鉛のTEM写真/マッピング画像


特許出願状況

・国際出願 PCT/JP2008/072757

<日 本> 特願2009−545472
<米 国> US12/747779
<韓 国> 10−2010−70126171
<中 国> 200880120252.0
<EPC> EP08858777.9

・台湾 出願番号 第98101490号

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